北海道ツーリング  2019.7.18 ~ 7.27

釧路~千歳 9日間 789km                                          旅人:Ogata

今回のコースは三国峠とタウシュベツ橋梁がメインです。
帰りは便の良い新千歳空港を選択しました、・・とすると出発は釧路空港になった次第。
来年は新千歳空港から日本海側を走り、稚内を経由して女満別空港まで走る予定です。

1日目 7/18  釧路空港~標茶  94km  宿 木理
釧路空港を10時30分過ぎに濃霧の中を出発する。
トラックや自衛隊の車両が多いので途中から釧路湿原道路に入る、車両もぐっと少くなった。
しばらく走ると釧路市内へ向かっている自転車道を走ることにする。釧路市内から国道391号線に入るのに一苦労。幣舞橋で391号線への道を聞いてからは宿までこのルートを走ることになる。

途中で細岡展望台に立ち寄る。今夜の宿は標茶町の木理。この宿の看板が見当たらず、雨も降りだし探すのに苦労。宿の近くに温泉があるので連れってもらうが月1度の定休日。シャワーで済ます。
本日は、自分以外に2組の夫婦だが釧路空港に降りられず、新千歳空港からレンタカーで来るとのこと。到着は9時少し前

2日目 7/19  標茶~弟子屈 50㎞ 宿 鱒や
出発前から雨、朝食は自分一人。2組の夫妻はカヌー体験に出かけたとこと。それで朝騒がしかったことを納得。カヌーのピッキングに行った奥さんの帰宅を待って雨の中を出発。
国道391号線ではなく、途中で国道274号線を経て53号線で弟子屈へ行く道を選択。車の通りは少ないが雨で視界が悪い。弟子屈駅の近くで昼食。
摩周湖と屈斜路湖に行くことを止め、駅の観光案内所で今日の宿泊である鱒やの位置を確認。
郵便局でお金を下ろし、宿屋へ。13時に「鱒や」到着。早いが雨のためOKとのこと。
シャワーを浴び、自転車と環境関係の本を見て過ごす。この宿主は、自転車と釣りが趣味で釣りとバードウォッチング関係の人が多く宿泊するらしい。自転車はチネリの新旧とTOEIのランドナーがありました。今日の宿泊客は、自分と仙台から1週間滞在している釣り人の2名。今年は冬の雪の量が少なく水量が少ないとのこと。

3日目  7/20  弟子屈~足寄町 110㎞ 民宿いずげん
宿主が今日はもっと遅く出発した方が良いとのことであったが10時前に出発。双岳台まで上り、昼過ぎに阿寒湖に到着。駐車場のおばさんに聞いた仙石という中華屋で食事。ここは美味しかった。
阿寒湖は見ずに先を急ぐ。オンネートー湖入口前で雨も上がり、オンネートー湖へ行くことにする。
オンネートー湖からは雌阿寒岳が見える。国道241号線には戻らず、ダートの664号線を下ることにする。途中ラワンブキで有名な所を過ぎるが、数年前の台風で大きなフキはないようだ。
オランダから来た女性2名組のサイクリストに合う。今日はオンネートー湖でキャンピングとのこと。この旅でサイクリストに遭ったが、外国の人は全てキャンピングスタイルであった。
宿屋にアルコールが無いのにはがっかり。

4日目  7/21  足寄町~糠平 84km 東大雪ぬかびらYH
今日も朝から雨の中出発。上士幌町に着く頃には雨上がる。上士幌の観光名所はナイタイ牧場であるが、山は全く見えない状態で登っても視界が悪いので中止。
廃線になった士幌線の士幌駅が保存されていると聞くので、士幌町まで走る。士幌駅見学後、その先の道の駅で昼食。再び上士幌へ戻り、今日の宿糠平を目指す。
上士幌からの国道273号線の直線の道が続く。士幌線の橋梁を撮影しながらYHへ。
タウシュベツ橋梁の見学ツアーがあるのこと。8:20スタートで10時には戻ってくるとのことなので申し込む。

5日目  7/22  糠平~層雲峡 64km  層雲峡ホステル
朝、タウシュベツ橋梁へ。数日前に熊が出たとのこと。途中で鹿を見て宿主の人が今日は熊はでないという。タウシュベツ橋梁は昭和14年に完成して、翌年から運行開始され15年後の昭和30年には廃止された橋梁です。橋の中心部は石が詰められ、全て鉄筋コンクリート造と思っていたが、戦争時に資材不足と資金難からこのような構造になったとのこと。通常この時期だと雪解け水で橋が水に浸かり見学出来ないが、今年は秋になっても見学できるかも。YHに戻り、今日の目標三国峠に向けて出発。YHに泊った夫妻はYHの三国峠ダンヒルに申し込み一足先に出発。
快晴の中、途中見学しながらペダリング。三股山荘で昼食。注文して待っている時にダンヒルの夫妻も昼食でこの山荘に立ち寄る。この夫妻とは、その後、美瑛と新千歳空港で会うことになる。銀河トンネルは、車道側は自動車のスピードが半端ないので歩道を走る。
層雲峡ホステルは以前ユースであったが廃止され、3年程使用されていなかったが昨年から新しいオーナーが前オーナーから借用の形式でオープンしたとのこと。

6日目  7/23  層雲峡~旭川 103km  スーパーホテル旭川
黒岳にロープウエイを使って登山を考えたが、サイクリングを考え中止。
途中からサイクリングロードを走る。旭川ではペダリングで踏み込む度に異音がするので、「鱒屋や」で見た名店リストに掲載された「和田サイクル」を探す。
BBにゆるみがあるとのことで調整するが異音が消えない。ペダルかと思ったが店主はペダルではそんな音はしないとのこと。最終的に左のクランクが少し緩んでいた。締めなおすと異音は解消。締め直しだけなので修理代は無料でした。その後、観光案内所で紹介された酒屋等を見学。宿に屋根のついた駐車場が無く、駅前の駐車場の駐車。夏場のこの時期、旭川は宿代が異常に高い。同じ系列のホテルと比較して4.5千高い。

7日目  7/24  旭川~中富良野  90km  きたぼし
旭川からは国道237号線を走れば良いのだが、旭川空港へ道を走ることにする。
途中で237号線に入り、ぜるぶの丘、ケンメリ等を見学。丘の街と言う程にアップダウンがきつい。今回は迷うことなく今日の宿屋に到着

8日目  7/25  中富良野~占冠  108km 遊季館
富田ファームを見学後、宿主に教えて戴いた道を走る。705号線(ベルルイ中富良野停車場線)を走って金山湖へ至るコース。占冠の宿は屋根ある駐輪場もなく外のスペースに止める。夜雨は降らないが心配なのでサドルカバーをかける

9日目  7/26  占冠~鵡川(むかわ)86km   四季の館
今日は15時以降に雨模様のためどこも見学せず。鵡川へ急ぐ。宿には13時過ぎに着く。
着く頃には雨もぽつぽつと降り出し、昼食後ホテルのチェックインは15時とのことで自転車を屋根のある所に駐車させて貰い、併設の日帰り温泉施設で汗を流す

10日目  7/27  電車輪行 鵡川(むかわ)~新千歳空港
雨予想のため、鵡川から電車輪行をする。日高線は昨年の胆振東部地震の影響で鵡川~様似間がバス運行。鵜川駅では線路を検査する車両が停車していた。