ベルギー・オランダ サイクリングツアー
   2015.5.18 to 29  
                             Write &  Photo By Rikio Suzuki

 コース 成田からフランクフルト空港着発で下図のルート

18日 
14時40分 ほぼ定刻でフランクフルトに着いて、バイクを受け取る。

空港の長距離駅からICE106に乗る予定だったが誤ってREに乗ってしまった。車窓から大きな川が見えた、ライン川。
乗換駅のアーヘンで乗った汽車が動かない。これは行かない、ということでそのホームで待っていたら違うホームから出る。
そんなことでマーストリヒト着は22時30分になった。
19日 朝食前の早朝散歩でマース川畔を歩く。折り返して公園に入る。
城壁があり、城門がある。エェッ地獄門?18世紀この門のどちらかにペストハウスがあり、患者はこの門をくぐったそうな。
道に迷いながら聖セルファース教会と聖ヤンス教会に行く。その後一路ティーネンに向かう。
20日 ルーバンを経てN2でブリュッセルに向かう。
ブリュッセルは坂の多い街で結構上り下りがある。四苦八苦して2時54分グラン・ブラスに着いた。

 

21日 8時にYHを出発。欧州議会を過ぎたところでさらに西に向かえばよい所をそのまま南下。
10時過ぎ、ワーオ ライオン像の丘が見えた。ここは、エルバ島から帰還し皇帝の座に返り咲いたナポレオンが1815年6月18日に、イギリスオランダ連合軍及びプロイセン軍に破れた地。この後ナポレオンはセントヘレナ島に流された。
ライオン像の丘は、戦没した兵士の鎮魂のため造成された40m、226段の人口の丘。

 

11時頃ライオン像の丘を出発してベルギーの準平原を走る

 

22日 朝ラ・ルヴィエールの宿から
サントル運河に向かう。

この運河は、1888-1917年、ムーズ川とエスコー川を連絡してドイツからフランスへの直通幹線を実現するために、67mの高低差を解消する手段として造られた
ヨーロッパ19世紀の運河建設・水工学発達のひとつの頂点を示す建造物。

4基のボートリフトからなる。

 

2002年にすぐそばを並行する新運河に単独で67mの全高低差を解消する超巨大なストレピ・ティウボート・リフトが出来たので昔のものは観光用。

 

ラ・ルヴィエールから汽車で1時20分 ゲントに着いた。

クルクル回って聖ミハエル橋。

 

聖バーフ大聖堂は修復中だったけれどファン・アイクの「神秘の仔羊」を見た

売店でワッフルを買い食べた

市庁舎を経てフランドル伯居城に行く。

 

23日 ホテルから北西に向えばN9に合流できると思った。何回も道を聞いて漸く川沿いの道をブルージュに向かう。

 

2時37分 ゲントの門を通過。聖マクダレーナ教会。メムリンク美術館の後、運河クルーズの乗り場に行きクルーズを堪能する。

 

24日 ブルージュからダムに行く。途中の運河沿いの道で爽快な走りができた

このコースは走り易いらしくレース系のチームが何組も行きかう

 

十字の門から再度ブルージュに入る

83の鐘楼に上る。366段の石の階段を何の苦も無く登る? 絶景であった。

 

ブルージュ駅を11時26分に乗り、12時54分アントワープ中央駅に着いた。

ブルージュ駅でバイク券を買おうとしたらユーレイルパスにバイク券は不要とのこと。アントワープ市庁舎前

 

25日 アントワープ中央駅8時50分の汽車
でゼーフェンベルゲンに行き、そこからキンデルダイクを目指す。

1時26分 風車群見える。

 

キンデルダイクからロッテルダムに行く途中レック川をフェリーで渡る。我々は対岸に行く。

 

6時少し前に今日の宿スティオケイ・ロッテルダムに着いた。

途中街の人に道を聞いたら盛んにキュービックといった。これがそうか。

 

26日 Hからロッテルダム中央駅に行く

 

9時13分にユトレヒト中央駅についてアウデグラフト運河を経てドム教会に行く。
ドム広場にはナチス時代から解放までの写真展示があった。オランダ、ベルギーともにここらの絡みは複雑の極みであったろう。
ユトレヒトから汽車で13時22分アムステルダム中央駅に着いた。
五つの運河を越えて国立ミュージアムに行く

 

何をおいてもレンブラントの「夜警」

 

この日と次の日連泊したのはアムステルダム中央駅にあるホテル・イビス・アムステルダム・センター。
その前は巨大な駐輪場になっていて違法駐輪の撤去もしていた。
27日 8時41分アンネ・フランクの家に行く。既に行列。1時間待つ。
連合軍のノルマンディー上陸の情報を知りながらの逮捕。一つの家に二つの家の館内見学に1時間かかった。
ビッグチャペル前から運河ツアー。17世紀に造られたマヘレのハネ橋。

18世紀オランダ東インド会社の船「アムステルダム号」その後ろは海洋博物館。

28日 7時5分のICEに乗りフランクフルトに向かう。
3時間半の汽車旅でフランクフルト空港に着いてチェックイン、出国手続き。13時40分発のルフトハンサで帰国の途。
来るときは満席状態だったのにエコノミー席322席に乗客は140人。楽チンだった。
29日 7時45分に成田に着いた。シンコーラ