旧東海道~山陰街道~若桜街道 2024年5月 by Umetsu

今年のゴールデンウィークのコースは4日間に限定して三重県四日市から親戚がある鳥取の若桜まで走りました。昨年のゴールデンウィークに自宅の平塚から三重県四日市まで走ったので、今回の出発は続きとして四日市としました。
この計画のコンセプトは「出来るだけ旧東海道~山陰街道~若桜街道を走る」です。

5月1日までは雨続き、6日からも雨続きということで、その間隙を縫って走りました。

走行距離332km  獲得標高2938m

【5月2日】下りの新幹線は事前のJR東海のアナウンスと違ってガラガラです。
JR四日市駅は地元では不人気でガラガラです。ここで自転車を組み立てました。
自転車以外の大物荷物は、近くのクロネコヤマトに営業所留めで送りました。自転車装備はこんな感じです。

鈴鹿峠は何の変哲もありません。峠に行きつくまでが壮大な道が続きます。
峠を越えると土山宿です。この川は当時の面影を伝えているように感じました。

宿泊は甲賀土山にて。

【昔、旅籠泊まりの素泊は、夜具は別料金。近くに風呂屋があった。飯も別料金。江戸期の旅行は大変だったようです。】


【5月3日】京都三条大橋からの鴨川です。
沓掛・老の坂峠を越えた先の観音峠は、かなりきついです。ここはトンネルを迂回できません。今回のルート上で唯一、迂回路がありません。

宿泊は福知山市国道沿いにて。


【5月4日】山陰街道は、ゴールデンウィークでも途中から車がまばらになり、のんびりとしています。

JR和田山駅に寄った後、竹田城に寄り道&城の遺構を見学。半分、登山気分です。

宿泊は八鹿氷ノ山ICそばにて。


【5月5日】最大の難所、兵庫県と鳥取県の県境。平均勾配8%、標高約970mの小代峠、ここを自転車を押さずに上がれる人はそう居ないと思います。

峠を越えたら、一気に下り鳥取県若桜宿へ。明治初期に大火があり、防火対策を施した宿場町に変貌。昔の雰囲気を今に伝えます。


次回はこの続きで、若桜宿から元伊勢(福知山市)→京都→江戸の予定。